Index
※趣味・読書 ※映画監督
※趣味・映画鑑賞 ※落語演目
※趣味・落語鑑賞 ※漫画家
※趣味・音楽鑑賞 ※詩
※趣味・エレクトーン演奏 ※作曲家
※作家 ※番組
※画家 ※食べ物・飲み物

※趣味

読書
 
小さい頃から本を読むことは好きだったようです。
 
でも、読みふけるようになったのは、小学校の時に友達から借りた涙の跡付きの「フランダースの犬」が、きっかけだと思います。
  以来、古今東西の名作と呼ばれるものは、そのほとんどを小学校時代に、子供用にアレンジされたもので読み終えた気がします。
 ただ、「橋のない川」だけは、本物を、わからない字をすっ飛ばしながら読んで、幼いながらもカルチャーショックを受けたことを憶えています。
 学生時代は、中学から大学まで、まったくジャンルにはこだわらない雑読でした。最近はと言うと、、じっくり文学にひたる精神的余裕がなく、小説は、10冊の内、1冊位て゜しょうか。
 ところで、世界の若者の三大バイブルってご存じですか?それは、「カモメのジョナサン」「ウォーターシップダウンのうさぎたち」「指輪物語」を言うんだそうです。全部、映画化されました。でも、「指輪物語」は前編のみだったと思ったけど、その後、どうなったのかなぁ。
 ちなみに、私は、ウォーターシップダウンが一番好きです。ジョナサンはあーいう話だし、指輪物語は壮大すぎるし、うさぎに一番親近感を憶えます。

映画鑑賞
 大学時代は、年間100本位見ていました。ホラー映画は嫌いですが、それ以外は、特にジャンルにこだわらず、時間が空けば飯も食わずに、映画館に通っていました。
 私の自慢は見た本数ではなく、、大学2年の頃から現在に至るまで、見た映画の感想をノートに書き留めていることです。中には、一度見た後、何年か後、再度、見に行った映画もあり、年齢やその時の自分の置かれている状況によって、見終わった後の印象の違いなんかがわかって面白いものです。
 また、特に意識しているわけではないのですが、なぜか毎年終わってみると、外国映画より日本映画を見た本数が多いのも、特徴かも知れません。
 泣けて、笑えて、そしてホロッとして、笑顔で映画館から出てこれる作品をこよなく愛しております。

落語鑑賞
 小学校3年生の時、担任の高橋正元先生が、授業中に話してくれた、「時そば」が、今から思うと、そもそもの出会いのようです。家に帰ってきて、親に得意げに報告したそうで、それ以来、テレビ、ラジオの寄席中継を見るようになったとか。
 勿論、最初はギャグ中心の単なる面白おかしい話が好きだったのですが、だんだんとマニアックになり、人情噺や芝居噺、廓噺が好きになりました。
 もし、私に教養というものがあるとすれば、それは、ほとんどが落語から学んだものであります。百人一首もまともに覚えたことはありませんが、落語に出てくる歌は知っていますし、歌舞伎、能、狂言なんかに興味を持ったのも、落語がきっかけでした。
 学生時代は、よくラジオの公開番組を見に行ってました。真打ち級が二人、2席づづ話すのですが、これがタダで見れるという、大変おいしいものでした。最近は、もっぱら、テレビ、ラジオで親しんでいます。
 桂枝雀が、長老格になってからどんな噺をするのかが、とても楽しみだったのに、早世してしまったのが残念でなりません。

音楽鑑賞
 どんなジャンルの音楽も好きですが、どうもメロディーラインの綺麗な曲を好むようです。
 幼き頃からエレクトーンを習っていたため、いわゆるポピュラーミュージックに慣れ親しんでいたわけですが、中学高校の頃は、私もご多分に漏れず、フォークギターで、一所懸命スリーフィンガーなんぞを練習していました。
 高校の時、小遣いをためてステレオを買いました。(それまで、我が家にはステレオなるものは、一切なかった。)、その時、初めて買ったLP(これも懐かしい響き!)は、二枚組の「かぐや姫フォーエバー」とオリビアニュートンジョンの「そよ風の誘惑」とカール・ベームがウィーンフィルを振った「ベートーベン第九交響曲」でした。いかに好みがバラバラであるか、よくわかります。
 それと、「こんばんは、大石吾郎です。」で始まるコッキー・ポップをよく聞いていました。
 大学の時は、中南米の民族音楽を演奏するフォルクローレ同好会に所属し、ケーナを吹いていました。また、イルカのファンクラブに所属し、コンサートに行ったり、レコードを買い集めたりしていたのもこの時期です。
 クラシックのコンサートも友人がオケ部にいましたので、よく、ウチの大学の定期演奏会には行きましたし、プロのコンサートも学生券を買っては、足を運んでました。年末の第九も、4年間、欠かさず聞きに行ってました。
 最近は、まったくと言ってよいほど、コンサートには行ってません。まともなコンサートは、友人に誘われて行ったステイリー・ダンのジャパンツアー1996が最後かな。

エレクトーン演奏
 
これは、もはや趣味を通り越して、道楽になってます。
 まともに習っていたのは、幼い頃の5年間余りですが、就職して4年目に、初めて自分の給料でエレクトーンを買って以来、ほとんど病みつき状態です。
 今のエレクトーンは昔の機種に比べると夢のような楽器になっていて、一人でフルオーケストラを演奏している気分にさせてくれます。
 どんな曲をおもにレパートリーとしているかというと、映画音楽が多いでしょうか。
 映画音楽は、一度聞いたら忘れないくらい単純なメロディーラインを使いながら、それでいてドラマチックな曲調のものが多いですよね。作曲する方は、とても大変だと思いますが、演奏する方は、曲にのめり込みやすいような気がします。

※好きな作家

・さとうさとる
 
日本を代表するファンタジー作家です。読みふけったのは、高校の時。
 最初は、偶然、本屋で手にしたと思います。
 コロボックルの一連の話が有名ですが、それ以外の小品に、日常生活の中で、ふと出会うかもしれないような話が、とても魅力的です。
 また、自伝的小説である「わくぱく天国」は、是非、誰かにドラマ化して欲しいくらい、ビジュアル的にも素敵な話だと思います。
・夢野久作
 天下の奇書と呼ばれるあの「ドグラ・マグラ」の作者です。
 日本の探偵小説、推理小説、怪奇小説、ポルノ小説?に多大な影響を与えた作家と言われてます。
 浪人時代、予備校K塾の現国の小林先生が授業中に紹介してくれました。実際に読みあさったのは、大学に入ってからです。
 「ドグラ・マグラ」は、昭和十年に自費出版されたのが最初だそうですが、狂人が書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想・知識が集大成され、これを読了して精神に異常をきたした人が、二十余人に及ぶと伝えられる…と、角川文庫の帯には書いてあります。
 一度読んだくらいでは、何を言いわんとしているのか、よくわかりませんが、私も2回読み直して、その内容が把握できた晩、変な夢を見ました。
 今でも、何年かに一度、時々、読み返しております。
 もし、興味を持って、読んでみようかなと思う方は、いきなり、「ドグラ・マグラ」を読むのではなく、短編が結構ありますから、そちらで、夢野文学の世界に慣れてから挑戦してみてください。
・宮沢賢治
 
この人を知らない人はいないでしょうが、この人を小説家とか詩人とかだけで、見るのはきっと間違いなのでしょうね。
 私にとっては、漠然としたあこがれみたいなところがあります。
 特に、失敗に終わってしまったけれど、羅須地人協会の運動?は、こういう生活こそが、人としての営みではないのかなと、思わせてくれます。晴耕雨読、そして、癒し、叫びとしての音楽。そんな生活がしてみたいもんです。
 とはいっても、未だ、全作品を読んだわけではなく、また、結構、童話でも奥の深い話があるじゃないですか。
 この人を理解するというか、本当に味わうには、一生かかりそうな気がします。

※好きな画家

・ゴッホ
 
好きになったきっかけは、「炎の人 ゴッホ」とかいう映画の影響だと思います。本物の芸術家は、やはりどこか狂気めいたところが必要なのかもしれませんね。好きな絵ですが、部屋に飾ったら落ち着かないかな。
・西村公朝
 この人は、本当は画家ではなく、仏師です。
 でも、この人の書く仏画はとても可愛く、味があるのです。我が家には、この人の書いた勢至菩薩のリトグラフがあります。

※好きな映画監督

 正直言って、役者や監督では、映画を見ません。
 でも、この三人は大好きです。
・山田洋次
 
あの寅さんシリーズの原作者であり、そのほとんどすべてを監督した、名匠と言って良いでしょう。
 新作落語を作るほど落語通だそうで、寅さんのギャグも古典落語から沢山引用されています。私は、シナリオしか読んでませんが、初期の頃の作品に、「運がよけりゃ」という、全編古典落語ネタで描いた作品もありました。
 私にとっては、あの「故郷」を中学校の時、映画鑑賞の授業が何かで見たのが、意識しはじめたきっかけであると思います。
 浪人している頃、「幸せの黄色いハンカチ」が公開されました。その時、まず、シナリオを手に入れて読んだのですが、映画が公開されたとき、びっくりしました。なぜって、あの黄色いハンカチが竿にはためくシーンを、そのままポスターにしていたからです。
 あれは、この映画のクライマックスでしょ。普通なら、観客は、あのとんでもない数のハンカチを見て、吃驚し、笑ってしまうと同時に、主人公達と一緒に感動するというシカケになるはずで、映画の手の内を始めから明かしてしまうなんて、どう考えても不利じゃないですか。
 でも、実際に映画を見ると、主人公達が黄色いハンカチの話をした時点から、カメラは、やたら、黄色いものを画面に映し出し、観客は、いつ、あの映像が出てくるかを、画面の中の黄色いものを探して、今か今かと期待して、そして、そのシーンになったとき、みんな知っているにもかかわらず、やっぱり、笑って、感動してしまうという、この映画作りの力量たるや、ちょっと凄いなと、初めてあの映画を見たとき思いました。
 この人の魅力は何といっても、すべての人に対する、温かい眼差しにあると思います。寅さんは勿論、初期のハナ肇のバカシリーズ、家族、故郷、同胞、黄色いハンカチや学校シリーズに至るまで、上下の隔たりや、貧富の差、貴賤の区別なく、全ての人に同じ様な視線が注がれている気がします。
 見終わった後、とても満ち足りた気分にしてくれる作品を提供してくれる監督だと思います。
・大林宣彦
 
何といっても、この人の魅力は優しさでしょう。
 勿論、中には、過激な作品もありました。でも、やはり中心は尾道三部作みたいな映画ではないのでしょうか。
 ちなみに、私は、「さびしんぼう」が一番好きです。それと、「水の旅人」も好きだな。時々、このシーンは、余分じゃないかな、と思うところもあるのですが、ま、それも、ご愛敬。
 いつも、何か、新しい試みが作品の中に隠れている気がする監督です。
宮崎駿
 
コメントの必要はないですよね。

※好きな落語演目

 名人と呼ばれる人達の噺は、いまやビデオやテープでしか味わうことができませんが、先代の桂三木助、自殺してしまった三木助のお父さんですが、この人の「芝浜」を初めて聞いたときは、心から素直に感激しました。
 だんだんと明けていく、河岸の様子、夫婦の情愛、まさに至芸と言って良いでしょう。
 それと、誰が演じても好きなのが、「紺屋高尾」。この噺は実話に基づいているのかな。いいですよね。こういうの…。
 昔の廓というのは、今の風俗営業の店とは根本的に何かが違っている気がします。

※好きな漫画家

 何といっても、永島慎二の描く青春漫画です。水島新司じゃないよ。勿論、そっちも嫌いじゃないですけど。
 「黄色い涙−若者たち」は、私の青春のバイブルといっても良いでしょう。森本レオ主演でテレビドラマ化されたこともありました。
 この漫画と出会ったのは、中学の時だと思いますが、高校の時、友人から借りて再読し、どうしても欲しくて大学の時に購入した覚えがあります。主人公達のように夢を追いかけて生きていけたらいいなと、ずっと思っていました。ランボオを読みふけったのも、この漫画がきっかけでした。
 他にも、「心の森に花が咲く」とか「フーテン」とか、「そのぱしのぎの犯罪」なんかが好きで、本屋で見つけては、大学時代に買いあさってました。

※好きな

いちばん高い塔の歌
 上記した永島慎二の漫画がきっかけで、高校時代に読みふけったランボオの詩です。有名ですからご存じの方が多いかもしれません。
 本来は、原文で味わうものなのでしょうが、金子光春の訳で読んでました。読まれたことのない方は、タイトルをクリックしてみてください。
巌頭之感 
 ある一定の年齢から上の方は、ご存じでしょう。
 私が知ったのは、浪人時代です。予備校の英文読解の授業中、講師が雑談の中で教えてくれました。
 その時、ノートにメモったのですが、どうしても正確な全文が知りたくて、ずっと探していたところ、NHK人間講座の「漱石先生の手紙」の講義で紹介されました。漱石の教え子とは知りませんでしたが…。
 一高始まって以来の秀才と言われた藤村操が、華厳の滝に飛び込み自殺を図る前、白樺の幹を削って記した歌だそうです。
便所掃除のうた
 タイトルは、私がかってにつけました。この詩は、映画男はつらいよ第26作「寅次郎かもめ歌」の中に出できたものです。
 定時制高校のシーンの中で、国鉄に勤める定時高校生が書いた詩として紹介されています。とても、さわやかな気持ちにさせてくれる詩です。

 と、このホームページ開設のおりは、コメントしていました。ところが、2004年11月4日、アクセスしてくださった瀬木さんと言う方から、メールをいただきまして、作者及び、正しいタイトルが判りました。本当にありがとうございました。
以下は、瀬木さんからのメールから転記したものです。

  これは「濱口國雄」という有名な詩人作によるものです。
  確かに旧国鉄職員(国労詩人)だった人ですが、学生というより労働詩人、反戦詩人です。
  タイトルは「便所掃除」で、70年前後発表詩集だと思います。
  国鉄解体や生活運動反対の労働争議があった時代の代表各。
  私も大好きな詩です。他の作品もいいですよ。

※好きな作曲家

・チャイコフスキー
 
小学生の時、ディズニー映画の「ファンタジア」を親に連れられて見に行きました。ずっと後になってから、この映画が世界で初めて、ステレオ録音の映画だったということを知りましたが、この映画の中で使われた「くるみ割り人形」がえらく気に入ったようで、その頃の我が家にはステレオが無かったにもかかわらず、A面が白鳥の湖、B面がくるみ割り人形という、カラヤンのLPを買ってもらいました。
 この人の曲は、旋律がとても綺麗で、簡単ですよね。だから、一度聞けば、耳に残るんですよ。クラシックのことは、よくわからないけど、難しい技巧などが使っていない気がします。だから、初めて聞く曲でも、次の旋律が想像でき、安心して音楽に身をゆだねられるって感じかな。
・久石譲
 
宮崎駿の一連の作品や、大林宣彦の作品の音楽を手がけてますよね。この人の作る涙腺をくすぐるメロディーは、たまりませんよね。
 エレクトーンで弾きたくなる曲ばかりなのです。
・大島ミチル
 
雑誌に出ていた写真を拝見する限り、あのような雄大な旋律をお作りになる方とはとても思えないのであります。
 今後、注目していきたい作曲家です。

※好きなテレビ、ラジオ番組

・NHK教育テレビ 「人間講座」
 お金払ってでも聞きたい人の講義が、タダで聞けてしまう、とてもおいしい番組だと思います。勿論、時々ハズレのこともありますが…。
 それに、この番組のテキストはお買い得な本だと思います。現在は放送してません。
CBCテレビ「スジナシ」
 
これは、全国放送していないだろうな。笑福亭鶴瓶が毎回、多彩なゲストを迎え、シナリオのない即興劇を演じるというものです。
 最初の場面設定だけ決めておいて、後は、行き当たりばったりで話を進めるので、それぞれの人生観や今までの人生経験がモロに出てくるようで、とても面白いです。勿論、時々ハズレのこともありますが…。
日テレ系「初めてのお買い物シリーズ」
 これも筋のないドラマですよね。どんな大人にも子供時代があって、あんなに一生懸命だった時期があったはずなのに、どうして、今はひたむきになれないんだろうと、反省させられます。
 また、BBクイーンズの歌がいいんだ。
・NHKラジオ第一「ラジオ文芸館」
 三谷幸善監督の「ラジオの時間」が公開された時、これでラジオドラマが復興するかなと思ったのですが…。
 この番組は、ラジオドラマに限りなく近い、朗読番組です。わずか45分の番組ですから、その枠にピタッとはまる話を探すのが大変難しいと、思います。
 でも、音楽や効果音を巧みに使い、ナレーションの妙で、すばらしい世界が作り上げられます。勿論、はずれの時もありますが。

※好きな食べ物、飲み物

・食べ物
 
食べ物に好き嫌いはありません。若い頃は、豚カツ、鰻なんかが好きで毎日でもいい!と思ってましたが、さすがに歳をとってくると、嗜好も変わってきますね。
 どちらかというと和食党の方で、やっぱり朝は、ご飯と味噌汁がいいです。
・お茶について
 親父の影響か、私も無類のお茶好きです。流儀も何も知りませんが、抹茶も自分で点てて飲みます。
 普通のお茶の方は、昔から玄米茶が好きです。何か、ホッとしませんか、あの味と香り。
・コーヒーについて
 浪人時代にすっかり好きになりました。
 大学に合格したとき、自分で自分に合格記念ということで、サイホンのセットを買いました。始めは、色々な豆を自分でブレンドしてみましたが、うまくいきませんね。結局、ストレートの方がいいみたいです。
 豆の種類としては、昔も今もマンデリンが一番好きです。
酒について
 あまり悪酔いや二日酔いの経験はありません。というのも、私の場合、肴と酒とセットでないと満足しないので、酒だけを飲むということをしないからかもしれません。だから、太るのでしょうけどね。若い頃は、一升酒のクチでしたが、今はもう無茶な飲み方はしなくなりました。
 おでんに熱燗(これが最高)、チーズに赤ワイン、餃子に瓶ビール、枝豆に生ビール、ピーナッツにバーボン、お造りに冷酒ってところですかね。
 とはいうものの、何といっても、気の置けない相手と楽しく飲むのが一番であるということだけは、間違いないでしょう。
 では、古い狂歌をひとつ

 酒飲みは、花にたとえりゃ蕾かな、今日もさけさけ、明日もさけ