大鳴門橋と淡路七福神巡り

いよいよ大鳴門橋を渡って四国に渡りました。
といっても、すぐまた淡路島に戻りましたけど。。。
以下は旅行記の続編です。

PART 2

★2007年6月1日(金)

 朝6時過ぎに起床して、ひとっ風呂浴びました。この日は天気も良さそうで、暑い一日になる感じでした。
 これが、朝食です。これに、熱々のアジのひらきがつきました。手前の右端にあるのは、茶碗蒸し。あさから茶碗蒸し!味噌汁は白味噌でした。

 朝からこのボリュームですから、この日の昼食は抜くことに決定!

 なお、この「うめ丸」旅館は、夕食は完全個室ですが、朝食は大食堂でとります。で、まわりを見回すと、6グループぐらいでしたかね、昨晩泊まっていたのは。色々な年齢層の色々なグループでした。

 それにしても、この「うめ丸」旅館は、すべてにおいて大満足でありました。まぁ、いっしょに泊まったのがお袋ではなく、可愛い彼女だったらいうことなしだったでしょうが。贅沢言ってはきりがないですね。
 なごりおしい旅館を9時過ぎに出発し、大鳴門橋を渡りました。大鳴門橋からのながめも最高なのですが、駐停車禁止になっているので、止まってのんびり見渡すというわけにはいきませんでした。
 
 右の写真は、徳島県側から大鳴門橋をみたものです。

 この徳島県側にも魅力的なスポットが集中しているのですが、なんせ貧乏人の大急ぎの旅ですので、涙を飲んでカット!

 見に行ったのは、「大鳴門橋架橋記念館エディ」と、「徳島県立渦の道」
 ここのスポットは、大勢の観光客がいて土産物も沢山売っていた。もうすこし遅く着いていたら、一番近い駐車場に入れなかっかもしれません。ちなみに、駐車料金もしっかりとられます。
 渦潮というと、すぐ観潮船を思い浮かべますが、お袋が言うには、どうせ船に乗ってもよくわからないだろう、ということで、今はスゴイですね、大鳴門橋をわたって、そこから覗くことができるようになっているんです。それが、「渦の道」というわけです。


 「記念館」の方は、うずしおにまつわる観光フィルムや徳島県の自然についての展示、それから吊り橋などの構造、大鳴門橋の構造などが展示してあって、それはそれで中々面白いものでした。そうそう、釣りゲームもあって、鳴門海峡で釣れる魚を釣り上げるゲームになってました。

 で、そこから「渦の道」まで行くのが結構大変でした。延々と歩くのですよ。やっぱり旅は体力がないとダメですねえ。
 もし、この旅が、お袋の米寿のお祝いだったら歩けなかったかもしれません。

 そして、大鳴門橋の橋桁下に設置された遊歩道の全長が、これまた450m。結構終点まで距離がありました。

 しかし、そこから覗くと海面まで45mということで、すごい迫力。写真は、その遊歩道から撮ったモノです。渦潮は、見ているそばから次々と生まれ、次々と変化をしていくので、まったく飽きることがありません。実は、この日、11時30分が大干潮となっており、渦潮は、干潮、満潮時の前後2時間ぐらいが見頃と言われています。(勿論、事前リサーチして、それに合わせて行ったのですよ。)
 また、「記念館」で学んだことによると、満ち潮より引き潮の方が、渦がでかいとのこと。なんでも、大鳴門橋の東側の方が、海底が深いんだそうな。ふ〜ん。いやはや偶然とはいえ、グットタイミングでした。
 親父が昔、スナメリもよく橋の上から見たと言ってましたが、流石にそれはいなかったです。
 渦潮の迫力に圧倒されつつも、土産物売り場でお土産を買い込んで、そそくさとまた大鳴門橋を渡って、淡路島に戻りました。
 今度のスポットは、「大鳴門橋記念館」「淡路人形浄瑠璃館」。これは一つの建物に併設されています。ここは、中学生くらいの団体さんが大勢いました。どうも浄瑠璃目当ての課外授業のようでしたね。

 ここの「記念館」のウリは、3D映画。昔話風に始まって、なかかな面白かったです。
 でも、やはり人形浄瑠璃の方には圧倒されました。

 ガイドブックで見たときは、浄瑠璃は本物でも、テープに合わせて演じるんだろうと思っていましたが、あにはからんや、太夫さんも三味線弾きも、ちゃんと付く、まったくの本格的なもの。
 考えてみれば、これを見に来る人は、おそらく興味があっても初めてという人でしょうから、逆にいい加減なものを見せていては、伝統芸能の名がすたるって感じになりますよね。

 左の写真は、開演前の解説のシーンです。人形の動かし方などを説明してくれました。演目の最中は、撮影禁止でした。

 さて、この日のお題は、「日高川入相花王 渡し場の段」。あの安珍・清姫の伝説を扱ったものの1シーンです。20分位だったかなぁ、上演時間は。正直言って、人形浄瑠璃を生で見るのは初めてで、その迫力にビックリしました。
 これはスゴイですよ。ちょっとはまってしまうかもしれません。カーテンコール(普通はないよね)では、中学生達からもやんやの歓声があがってました。
 ここは、土産物売り場も充実していて、玉ねぎ煎餅やビワを買いました。ビワも特産なんだそうな。
 あとソフトクリームも食べました。玉ねぎソフトクリームなるものも売っていて、売り場のお姉さんに、「美味しい?」と聞いたら、「う〜ん。とっても個性的な味!」と笑いながら言うので、食べる勇気はありませんでした。


 さて、再び有料道路をとおって、再び七福神巡り。ちょっと遠かったね。次のポイントに着いたのは2:30頃。
 ここは「長林寺(ちょうりんじ)」。福禄寿が祀られています。
 七つのお寺の中では、一番ぼろかったかなぁ。(失礼!)
 でも、記念写真用に右の写真の福禄寿さんが外に鎮座してました。

 寶印帳に印を押してくれるおばちゃんが、とても愉快な人でした。ちょうど、その七福神巡り用の寶印帳に、一所懸命、印を押したり文字を書いている最中で、お手手は、朱肉で真っ赤っか。
 しきりに健康が一番と言っておられました。
  

 さて、長林寺から次の「智禅寺」までのルートは、海岸沿いのサンセットラインと呼ばれる快適なドライブコース。
 ちょうど淡路島の西海岸を走るルートで、もう少し時間が遅いと夕日がキレイに見えるそうな。

 で、七福神巡り最後となるこの「智禅寺(ちぜんじ)」は、今までで一番新しいというか、直したばかりというか、本堂もでかく、左の写真のように弁財天も、りっぱに祀られておりました。

 さてこれで、七福神巡りはすべて終了しました。今回の旅行の目的も満願となったわけです。

 が、七福神巡り用に最初の八浄寺で購入して、ずっとハンコを押してきた寶印帳の後ろの方を見ると、なんと、21回まわって、大願成就とあるではないか〜!
21回は、間違っても来ないよなぁ、と思いつつ、名残惜しい弁財天に別れをつげました。
 さて、ここからはもう一度、神戸淡路鳴門自動車道に戻って、淡路SAで一休み。さすがに腹がへったので、淡路玉ねぎラーメンを食べて、枚方にある妹ファミリーの家を目指しました。

 で、ここからもナビが大活躍したのですが、なんせナビの言うとおりに走っていると、自分がいったい何処にいるのかが、よくわからない。
 妹ファミリーの家を訪問するのは2度目ですが、前回の訪問は、東から枚方へ侵入してますが、今回は西から枚方へ侵入しているし、有料道路がいっぱいあるしで、よくわからない。結局ナビが、あと30分で到着、と示したときに見つけたコンビニの駐車場から「なんだかよくわからんけど、あと30分で着きそうだ。」と電話をかける始末です。なんだかねぇ、人間どんどん頭が悪くなるのかもしれませんなぁ。

 妹一家は、ダンナ様が得意のそばを打ってご馳走してくれました。やはり、できたての手打ち蕎麦はとっても美味。一度、我が家で披露してくれてから、すっかり虜になってます。また、蕎麦湯もうまいのよね。

 高校一年生を筆頭に3人の子供達も元気で何よりです。やっぱり旅館の食事も良いけど、こういうのが一番落ち着きますね。

★2007年6月2日(土)
 ゆっくり寝て、朝9時過ぎに枚方を出発。
 右の写真は出発前に撮ったモノ。真ん中のおばあちゃんは、妹のダンナのおかあさま。それから、一番上の高校生の兄ちゃんは、朝早く部活に出かけて残念ながらここには写っていません。

 この日の朝6時に名神高速道路の集中工事は終了しました。途中、多賀SAで黒豆ソフトクリームを食べ快適に車を飛ばしてました。
 なんせ、来るときは、ず〜と集中工事区間で、ナビも渋滞を表す赤い印をず〜と示していましたもんで、この日は、やっぱり高速はこうでなくっちゃね、と言いながら走っていたところ、後ろからサイレン流しながら車が追っかけくる!!というわけで、スピード違反で捕まってしまいました。名神って80キロ制限なんですね。113キロで覆面パトカーを追い越してしまったようで、2万5千円の罰金!とほほほほほ。
 みなさんも米原付近を名神で走るときは気をつけて下さいね。あと一つ気がついたのは、こういう時の警察官は、1人は司法警察官なんですね。私も鳥獣担当しているときは、そうだったなぁ、なんて考えてました。

 以上、総走行距離672.3キロのドライブは終わりました。ラストはちょっと情けなかったけど、まぁ、天候にも恵まれ、予定していたポイントはすべてまわり、宿は最高だったし、大成功だったといたしましょう。お疲れ様でした!

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