愛知雑木林連絡会交流会

 発足以来、メンバーの地道な活動と、様々なグループとの交流を経て、我が「宮前の森林倶楽部」は、知る人ぞ知る倶楽部に成長しました。

 交流活動の一つとして、当倶楽部は、「愛知雑木林連絡会」の登録メンバーとなり、他の組織や団体ともネットワークを通じ、情報交換や活動の連携を図っております。

 <愛知雑木林連絡会の詳細については、www.sda.nagoya-cu.ac.jp/~okamura/azr/まで>

 さて、平成13年5月27日日曜日には、その「愛知雑木林連絡会」の定例会が、宮前の森林にて開催されました。このページではその時の模様をご紹介いたします。


 当日は、朝から小雨が降っており、準備には手惑いましたが、交流会開始予定時刻の10時には、なんとか雨もあがり、ピーカンの天気よりは活動しやすい日となりました。

 ところが、今年は愛知県各地において、特に、豊田市、額田町、岡崎市北部においては、マイマイガの毛虫が異常発生しておりまして、宮前の森林でも、木の上から落ちてくるは、下から足にはい上がってくるはで、大変でした。

以下の写真は、私が撮影した物です。このため、私自身は写ってはおりません。あしからず…。
なお、クリックすると大きくすることができます。

 まずは、会長の挨拶と今日のスケジュールの発表です。

 今回は、6団体、約30名が集まりました。

 そして、自己紹介。

 初めて宮前の森林を訪れた参加者に対し、当倶楽部の相談役でもある岩月先生によるフィールド案内が行われました。

 倶楽部発足前から、フィールドの調査をお願いしていた岩月先生は、この森林を知り尽くしております。

 いよいよ、本日のメインディッシュ。共同作業「柴木を使った椅子作り」の開始です。

 勿論、材料は、宮前の森林の柴木。
 柴木そのものは、とても頼りない物ですが、1本1本を上手く組み合わせ、お互いを固く結びつけると、結構強固な椅子ができあがります。

 我々の活動もかくありたいものです。

 設置する場所を決定し、最初に地ならしをします。
 そして、支柱となる杭を打ちます。

 次に背もたれ部分の作成です。

 お尻を乗せる部分は、強固に作らねばなりません。

 みんなで完成する姿を想像しながら作業は進みます・・・・。

 ほら、こういう具合に結ぶんだよ・・・・ね。

 は〜。なるほど。

 遂に、完成で〜す。

 作成されたベンチに座って、はい!チーズ。

 

 さて、労働の後は、宮前の森林のそばにある、会長の畑にて、昼食です。

 参加者は、勿論、弁当持参のこと、という触れ込みでした。

 しかし、「宮前の森林倶楽部」の婦人部及び協力員が、腕によりをかけた、そうめんも準備されました。

 倶楽部員が前々から準備した、竹製の箸、竹製のそばチョコで食べるそうめんは、無茶苦茶に美味しく、参加者は持参の昼食を食べることを忘れてしまうほどでした。

 この箸やそばチョコは、そのまま参加者の記念品に・・・・。

 午後は、近くの公民館に移動し、それぞれの団体における活動状況、問題点などを話し合いました。

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