アドレス変更とエッセンシャルワーカー

令和3年1月〜6月ネット上にて公表 

1 ホームページアドレスの変更にあたって

  アナログ電話回線にてインターネットに繋がっていた2000年に、初めてホームページを公開しました。その時のサーバーは、各プロバイダーにおける無料サービスの枠の中(10M)で作成していましたが、徐々に中身が多くなるに従い、各プロバイダーの無料枠の中でリンクを張って拡大してきました。
 ところが2020年9月に、メインHPのトップページを置いてあるソネットから突然、2021年1月28日にホームページサービス提供を終了するとの通知が届きました。SNS全盛で個人の小さなホームページを持っている人は少なくなったのが原因かなとも思いますが、愚痴を言っても仕方ないので、この度、初めて有料サーバーに申し込みました。今度は200Gありますので、足りなくなる心配はありません。まぁ、その会社がなくなってしまうとダメですけどね。
 それで、移行作業をやりだしましたが、これがまぁ、とんでもなく大変な作業でありました。
 何せHPを作り出した頃のファイルは、まったく系統だっておらず、どこに繋がっているのかを一つずつ確かめねばなりません。また、久々に昔の投稿を読み、なんて青臭いことを書いているのだろうとも思いました。さらに、他の人へのHPリンクのページは、今や存在していない箇所にリンクを張っているものもあり、完全に移行が完了したとは言いがたいものですが、なんとか体裁は整ったと思います。なお旧トップページは、フレームを使っていましたが、今回単独のページに修正しました。
 全体を見て、もしおかしな箇所を発見したら、ご指摘願いたいと思います。
 というわけで、今後とも「くっちゃね村のねむり姫 公式ホームページ」をよろしくお願いします。



2 エッセンシャルワーカー

  コロナ禍の中で働き方もずいぶん変貌を遂げ、リモートで仕事をする人も多くなってきたと聞きます。その一方、エッセンシャルワーカーと呼ばれる人達がクローズアップされてきました。
 エッセンシャルワーカーの例として「医療従事者である医師や看護師」は勿論、その他「スーパー・コンビニ・薬局店員」「介護福祉士・保育士 」「区役所職員」「バス・電車運転士 」「郵便配達員・トラック運転手」「ゴミ収集員」の七つをあげているサイトをみつけました。公務員の中で区役所の職員のみをあげているのは解せませんが、いずれもリモートでは成り立たない職種ばかりだと思います。
 そんな状況の中、はるか昔の学生時代に、冗談のような次のような内容の本を読んだことを思い出しました。
 それは「社会が進んでくれば、人が嫌がる仕事に高給を払わざるを得なくなる時代が来るだろう。オフィスビルの見晴らしの良い部屋で仕事をしている社長さんよりも、そのビルを掃除している人の方が、給料が高くなる時代が来るかも。」
 う〜ん、そこまでいかなくても、確かに仕事に見合った給料を得ている人ばかりではないことは事実でしょう。だからと言って、従事する人がいないと困る仕事に、安易に外国人労働者を安く雇うというのも違うような気がします。一方、自動化、ロボット化も進むかもしれません。
 とは言え、どんなにAIが進んでロボットが活躍しても、やはり人と人、人と自然は、触れあって生きていきたいと思うのではないでしょうかね。私の家の近くには、リハビリ病院がいくつかあります。リハビリを兼ねて、歳をとった人が若いお兄ちゃんやお姉さんと一緒に散歩しているをよく見かけます。これが実に楽しそうなんですな。
 2008年公開のSFファンタジーアニメ「ウォーリー」では、地球を捨てた人類が、巨大宇宙船の中で、働くことなく、電動椅子で移動しながら生活していました。ブクブク太って、楽で快適なのかもしれませんけど、決して幸せだとは感じていなかったのでしょう。ロボット同士でさえ感情を通わせる様を見ると同時に、地球に緑が復活したことに気がついた人類は、再生が困難なことを承知で地球に戻ってくると言うお話でした。
 仕事の評価は給料だけではないことは、重々承知しています。でも、チャップリンもライムライトの中でこう言ってます。「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少々のお金だ。」ただ、この「少々の」というのが、どの程度なのか、人それぞれであることが世の中を難しくしているのかもしれませんね。



(ねむり姫 62歳)